タミヤ1/70「アポロ宇宙船」製作記【製作編】

長らくお待たせしました。
アポロの製作編を投稿します。
皆様の製作の参考にしてください。

●機関室部の作成 
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(Ph1-01)
A14にある穴はモーターライズ用のスイッチやつり下げ用の穴なのでパテで埋めて整形します。

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(Ph1-02)
姿勢制御噴射孔のノズル部分をカッターで孔を開けて肉薄にすると精密感が増します。孔をあけるときリューターを使いました。穴空け後接着します。
次に扉を取り付けます。仮組して確かめないでそのままとりつけると干渉しあってキチリと閉じないのでコツが必要なので注意してください。

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機関室部分は、全体をグロスブラック(A)で下塗装後、シルバー(G)で塗装し表面を傷から保護するためクリアでコーティングします。
ラジエター状の横線のモールドのあるパネル部分は半光沢ホワイト(F)で塗装します。
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説明書では内部の塗装色は全部シルバーの指定になってますが、以下のように塗り分けます。
おっぱいみたいなところはゴールド(H)で、円柱状のところはライトグレイ(C)で塗装します。燃料タンク状のところはオキサイドレッド(J)で塗装します。
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(Ph1-06)
噴射部はスチールで塗装後、綿棒で磨いて鉄に質感を出します。後ろの部分はNATO軍ブラック(B)で良いでしょう。内側はシャインレッド(C90)で塗装します。無機質な全体の色に対してアクセントがつきます。
塗装終了後機関室部に取り付けます。

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説明書のとおり姿勢制御噴射孔のノズル部分のみ筆を使ってフラットブラック(M)で塗装します。
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アンテナはパラボラの部分はグロスブラック(A)で塗装し、他はシルバー(G)で塗り分けます。
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説明書とおりの位置にデカールを貼って完成です。
●司令船カプセル部の製作 
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カプセル内側は全てライトグリーンで塗ります。このライトグリーンは調合してあり
タミヤアクリル コクピット色(日本海軍機)(XF-71)とフラットホワイト(XF-1)を1:9の割合で調合してあります。
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カプセル内部は底の部分はウッドブラウン(E)とライトグレイ(C)で塗り分けます。でもせっかく塗り分けても組み立て後はほとんど見えなくなるのでライトグリーンでいいと思います。
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(Ph2-03)
シートはダークグレイ(D)に、へばりついている乗員3名は顔をフレッシュ、宇宙服をフラットホワイトで塗り、立体感を出すために陰を薄いグレイで筆塗りします。
このあたりは完成後ほとんど見えなくなるので手を抜いてもよいでしょう。

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(Ph2-04)
司令船のカプセル部分はビデオなどを見ると鏡のようなテカテカしたシルバーのようです。
通常のシルバー系の塗料では表現が難しいと思われたので「こすって銀SUN」を使いいました。このツールはすぐれ物です。
「こすって銀SUN」の情報については以下を参照してください。
(株)ワークアソシエーション

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(Ph2-05)
ハンドピースを使って光沢ブラックで下地塗装後コンパウンドで磨きます。もちろんブラックを塗装前にもプラスティックの下地は磨いておきます。
そのあとで「こすって銀SUN」の黒い粉を付属の脱脂綿で磨くと面白いくらいピカピカの鏡面のように仕上がります。
細かい部分や狭い部分は綿棒を使うとうまくいきます。

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カプセル底面もごらんのとおりピカピカです。
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窓を説明書のとおりに切り出して、カプセルの内側に流し込み接着剤を使って貼り付けます。
Ph2-08.jpg (Ph2-08)最後に全部組み立てますが、写真の部品とカプセル内側が干渉してカプセルの円錐部分と底面がピタリと合わさらないようなので角を削り落とします。部品を仮組しながら様子をみてください。
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最後にカプセルの姿勢制御用穴をフラットブラックで塗って穴のように見せます。ドリルなどで穴開けしても良いでしょう。
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慎重に組み合わせてカプセル部分の完成です。
●月着陸船(上部)の製作 
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(Ph3-01)(Ph3-02)
1.機内色(ライトグリーン)を塗ってから、裏から窓のクリア板を説明書とおり切り取って流し込み接着剤で貼ります。
2.乾いたら表側の窓をマスキングテープでマスキングしておきます。
3.説明書とおり組み立てますが、合わせがあまり良くないので注意深く整形し隙間はパテで埋めます。アンテナなどのメッキ部品はまだ取りつけません。
姿勢制御ノズルの部分は司令船と同じように穴を開けて実感を出します。この部分は説明書ではフラットブラックになってますが資料をみるとどうもシルバーのままのようなのでシルバーにしておきました。
4.次は塗装です。司令船のようにピカピカの銀色に仕上げるためプラスチックの表面をきれいにしサフを吹きます。
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(Ph.3-03)(Ph.3-04)(Ph.3-05)
司令船のカプセルと同様にグロスブラックで下地塗装後「こすって銀SUN」で磨きます。
狭いところが多いので綿棒を使うと良いでしょう。
アンテナ類は磨き終わってから最後に取り付けます。
Ph3-06.jpg (Ph3-06)
写真の部分は資料をみるとサーマルブランケットで覆われているように見えるのでキット付属のアルミシートを貼ります。
半円の部分はゴールドで塗装してます。
●月着陸船(下部)の製作 
胴体部分を組み立て後脚は接着しないでサーマルブランケットを貼ります。
■サーマルブランケットの貼り方について■
いちばんの難関は月着陸船のサーマルブランケット貼りでしょう。
いやだからといってゴールドで塗装してお手軽に終わらせないで、根気よく貼っていけば、その完成したときの素晴らしさは格別なものです。
付属のゴールドに塗られたアルミシートは薄くてや破けやすく繊細なので取り扱いには十分注意してください。
またカッティングする際にはカッターの刃を取り替えてよく切れるものにしましょう。
貼りつけには木工ボンドを筆を使って塗るとよいでしょう。乾燥時間が遅いので十分作業時間がとれます。
Ph4-01.jpg 1.(Ph.4-01)幅3cm、長さ7cmくらいの短冊状のものを8枚切り出します。
破れやすいので慎重に扱ってください。
Ph4-02.jpg 2.(Ph.4-02)サイドに1か所ある半円筒状の部分は先に大きさを目検討でサーマルブランケットを切り出して張ります。
3.全面に張っていきます。ピンときれいに張るのではなく多少しわができるように張るのが本物らしくするコツです。木工ボンドはいっぺんに着けるのではなく接着する部分に少しずつ着けながら貼っていきます。ボンドがはみ出た部分は綿棒に水を含ませて簡単にふき取れます。
Ph4-03.jpg 4.(Ph.4-03)裏側は噴射ノズルで隠すことができるので全部覆わなくてもいいです。
5.脚をとりつける突起が邪魔になりますが適当に孔をあけて張ります。
6.1日乾燥させて脚の取り付け部が隠れているところをカッターで切って窪みを露出させます。
Ph4-04.jpg 7.脚部は、長さを合わせて5mmくらいの幅に切って巻きつけるように貼り付けます。
8.脚を取り付けます
Ph4-05.jpg 9.(Ph.4-05)接地面の部分(お皿状の部品)はサーマルブランケットを3.5×3.5cmくらいの正方形に切って包むように接着します。
下地が出たり貼り損ねた部分はサーマルブランケットの切りかすや小片を使って埋めるように貼ります。多少シワシワでも光が反射して光ってわからないので適当に。
Ph4-06.jpg (Ph4-06)
説明書のとおりはしごなどを取り付けます。
上部と下部を合体させて完成です。
●スペースクラフト部の製作
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(Ph.50)(Ph.51)
キットは実機同様4分割で花が開くようにできます。透明部品と白の成型部品の2種類が付属しどちらでも組み立てられるようになっています。さすがタミヤさん、気が利いてます。
私は半分(部品番号1,2)を透明に(部品番号3,4)を白にして半分見えるようにしました。
部品番号3,4の塗装については、外側は白(キャラクターホワイト)で内側は不明なのでこれもアポロのビデオを見てみると白っぽいがかなり茶というか黄色みかかってみえましたが、内側も白を基本色にしました。
全部いっぺんに白にしてしまうとのっぺらとして面白くないのでパネルラインを明るいグレーでなぞって吹きました。以下のようです。
1.プラスチックの成型色が白なので光が通らないようにサフで全体を吹きます。
2.裏側に表と同じ場所にプラカッターなどでパネルラインの溝をつけます。
3.表と裏のパネルラインに沿ってダークグレーでぼかすように影を吹きます。
4.白でこのラインを軽く残すように吹いていきます。
5.乾燥後、パネルラインにフラットブラックを極薄く溶いた塗料で墨入れしていき完全に乾く前にめん棒にエナメル溶剤を含ませたものでふき取っていきます。完全にふきとらないよう注意します。
6.塗装が終了したら組み立てます。
●展示台の製作
Ph6-01.jpg (Ph6-01)
展示台は無と総として字の部分のみタミヤエナメルのフラットアルミで筆塗りして文字を浮き上がらせるようにしました。

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